日本は先月、台風、地震の被害が酷く、復旧作業にかなりの時間がかかるとの事ですが、一日も早く被害者たちが元の生活に戻れますよう、お祈り申し上げます。
天災は恐ろしく、自分の力ではどうする事もできません。
フランスは、地震こそ殆どありませんが、4年前の嵐の時には、家の瓦が落ち、周囲の木が倒れ、誠に恐ろしい一夜を過した経験があります。
今年の台風で、札幌のポプラ並木も倒れたという情報を聞き、驚いています。
ところで日本はもう、紅葉の時期は終わりましたか。
先週、パリ近郊のサン・ジェルマン・アン・レー (St-Germain-en-Laye) に行きましたら、お城の周辺の庭園や森の木々が紅葉し、秋の彩りの美しさに感激しました。
この地にドビュッシーの生家があります。
そこは、今では記念館になっていて、ドビュッシーの肖像画、写真、手書きの楽譜、当時ドビュッシーが使用していた生活用品などが展示されています。
この日はドビュッシーのピアノ曲「子供の領分」が程よい大きさで流れてきていました。
お城の中は、考古学博物館になっていますが、16世紀にフランソワ1世が造った当時そのままの形に復元したものだという事です。
フランスがガリアと呼ばれていた頃の日常で使用していた道具やガラス製の装飾品、神や愛を象徴する彫り物など、目の当たりにする事ができました。
西洋人は、大昔から体に身に着けるブレスレットやネックレスなどが本当に多かったのだと感心しました。
真紀子、直彰はとても楽しい秋のひと時を過ごす事ができました。また少し、このHPの「フォト・ギャラリー②」に写真を載せましたので、ご興味があれば、ご覧下さい。
では、芸術の秋をお楽しみ下さい☆