皆さん、3月になりました。
明日はひな祭りです。
日本は、ひな祭りの歌が流れて、賑やかなのでしょうね。
フランスの我が家でも彩音がいますので、パーティーをします。
今月は、いよいよCD「歌の翼に」~そよ風にのせて~がリリースされます。
すでに予約して下さいました方たちには、20日のリリース日の前にお送りできるそうですので、楽しみにしていて下さいね。
本当にたくさんの方にご購入して頂き、嬉しいです。
マキ&ナオの大好きな曲ばかり詰まっていますので、みなさんに楽しんでもらえると思います。
今日は、「歌の翼に」のアルバムによせてコメントを下さいました、音楽評論家のお言葉を記載します。
豊かな歌ごころ、心に響くハーモニー - 音楽評論家 青澤唯夫
チェロとピアノのデュオは、耳によく馴染むけれど、演奏する側には多くの難問がある。ショパンはピアノ音楽を専門にした作曲家だが、他の楽器ではチェロを愛し、ピアノとチェロが活躍する佳曲を残している。しかしあの天才にして、ピアノとチェロの音楽的バランスにはいつも苦心していた。 「レ・クロッシュ」の宇宿姉弟デュオの魅力は、2つの楽器の音楽的バランスに優れ、単に息が合っているというだけでなくて、相手の心理や習性、長所や短所、音楽的欲求まで完全に理解し合っているところにあるだろう。血は争えないし、同じ環境に育ち、音楽的なバックボーンを共有している利点は明白である。それはどんな名手であれ、即席のデュオには不可能なことにちがいない。 このアルバムは、豊かに響く伸びやかなチェロと華麗なピアノが心を合わせ、古今の名旋律を流麗に奏でている。2人の自在な演奏、親密な呼吸が生きて、音楽の自然な流れを妨げることは決してない。選曲の妙もあって、まさに「歌の翼に」乗っているようではないか。しかも二重奏曲だけでなく、ピアノ・ソロの名曲も鮮やかな演奏でしっかり収められている。 このCDは、誰もが手元において繰り返し聴きたくなる、大切な愛聴盤となることだろう。